【目次】
ホームページは、集客や企業のブランディングに欠かせないツールの一つですが、定期的なリニューアルが必要です。
しかし「どのタイミングでリニューアルすべきか」「どのように進めればいいのか分からない」などの理由から、リニューアルを先送りにしていませんか?
この記事では、ホームページをリニューアルすべきタイミングや手順、注意点などを解説しています。また、リニューアル費用についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ホームページのリニューアルが必要な5つのタイミング
そもそも「自社のホームページは本当にリニューアルが必要?」と疑問に思う人も多いでしょう。ホームページリニューアルの理由は、さまざまですが下記の5つは目安となるタイミングです。
1.デザインが古いまま
2.ブラウザシステムに対応していない
3.コンテンツが増えてサイトが見づらい
4.ページ表示速度が遅い
5.ターゲット層や事業内容の変化
デザインが古いまま
ホームページのデザインの流行は、日々進化し続けています。
デザインが古いまま、運用しているとユーザーはどことなく「古臭い」と感じてしまい、ページから離脱されやすくなるでしょう。
必ずしも常に流行を追いかける必要はありませんが、サイトのデザインが公開当初のまま数年が経過している場合は、リニューアルするタイミングです。
一般的にwebデザインの流行は、3〜5年で変化すると言われています。
ブラウザシステムに対応していない
ブラウザの機能やシステムが変化することで、ホームページが閲覧できなくなる場合があります。
例えば、文字のレイアウトが明らかに崩れることや、アニメーションや動画が再生できないといった不具合が起こります。
また、現在ではPCよりもスマホをメインのデバイスにしている人がほとんどです。
そのため、スマホブラウザに対応していないホームページはリニューアルが必要です。
コンテンツが増えてサイトが見づらい
ホームページを長く運用していると、コンテンツが増えていきます。
コンテンツが増えるのは、ホームページにとってはプラスですが、ユーザーが求める情報が見つけにくいといったデメリットもあります。
情報量が多いホームページは、コンテンツ整理を中心としたリニューアルが必要です。
ページ表示速度が遅い
ページ表示速度とは、ユーザーがwebサイトにアクセスした際にページが表示されるまでの時間を示すものです。
Googleが2017年に行った調査では、ページ表示速度の基準を1秒としたときにどのくらい離脱率が高まるのかを調査しました。
その結果、1秒から3秒では32%、1秒から5秒では90%にまで離脱率が上昇することがわかりました。
参考
つまり、表示速度が遅いホームページはコンテンツを読まれる前にブラウザバックされてしまうのです。ページ表示速度が3秒以上かかっている場合は、リニューアルを検討しましょう。
ターゲット層や事業内容の変化
商品やサービスの需要は、時代の流れとともに変化していきます。
そのため、ホームページのデザインはターゲット層を意識したものでなくてはなりません。
例えば、高級志向のユーザーは格式の高い黒やシックで落ち着いたデザインのサイトに惹かれるでしょう。
また、企業の事業内容やイメージを変化させたい時にも、リニューアルは効果的です。
今や、ネットが普及し企業の看板とも言えるホームページは、定期的に見直して行かなければなりません。
ホームページリニューアルに必要な6つのステップ
ホームページのリニューアルは、時間も手間もかかるため計画的に進めていくことが大切です。ここでは、ホームページをリニューアルする際の手順を6つのステップに分けてご紹介します。
リニューアル目的をはっきりさせる
自社と競合サイトを比較して課題を洗い出す
サイトの構造・トップページを策定
デザイン・コンテンツ制作
コーディング
リニューアル後は告知も忘れずに
ステップ1.目的をはっきりさせる
まずは、ホームページのリニューアルで最終的にゴールとなる目的を明確にします。
しっかりとした目的意識がなく、ただ闇雲に計画性のないまま進めるのは失敗の元です。
リニューアルする目的を明確にすることで、予算や何を優先して行えば良いのかが見えてくるでしょう。
ステップ2.自社と競合サイトを比較して課題を洗い出す
上位に表示されているサイトを参考に、自社サイトの問題点や課題を洗い出しましょう。
上位表示されているサイトは、必ずリニューアルのヒントが隠されています。
また、競合サイトを研究していると自社のホームページの強みにも気づくことができるのです。
ステップ3.サイトの構造・トップページを策定
リニューアル目的と具体的な課題点が見えたら、いよいよサイト構造やトップページの設計に進みます。
サイトの設計は、どの階層にどのようなコンテンツを配置するのかを決めて、ホームページの基本的な骨組みを作っていくことです。
サイト設計では、カテゴリーごとにコンテンツを分けたり、タグ付けしたりするなどユーザーの使いやすさを意識して策定しましょう。
ステップ4.デザイン・コンテンツ制作
サイトの骨組みが整ったら次は、ホームページのデザインやコンテンツ制作に取り掛かります。
既にコンテンツが潤沢にある場合は、内容を精査してリライトを検討するのが良いでしょう。
デザインは、専門的な知識が必要になるのでエンジニアや制作会社と綿密に打ち合わせをしながら進めていきます。
制作会社に依頼する場合は、修正回数など事前に確認しておくのがおすすめです。
ステップ5.コーディング
コーディングとは、分かりやすく言うと作成したホームページのデザインをwebページで閲覧できるように変換させる作業です。
デザイン制作同様にコーディングも専門的な知識が必要になります。
コーディングを行うことでSEO対策にもなり、上位表示されることで集客が見込めます。
ステップ6.リニューアル後は告知も忘れずに
無事にホームページリニューアルが完了しても、ユーザーに周知されなければ意味がありません。
SNSやメルマガでリニューアル後の告知を行いましょう。
また、リニューアル記念としてキャンペーン企画を打ち出すのもホームページを認知してもらう一つの方法です。
ホームページリニューアルにかかる費用
ホームページニューアルにかかる費用は、目的や種類によって以下のような相場になります。
リニューアル目的
リニューアルの種類
費用相場
備考
デザイン変更
一般的
10〜30万円
デザインのみ変更
集客(SEO対策)
一般的
50〜100万円
テンプレートデザイン
集客(SEO対策)
専門的
250〜500万円
オリジナルデザイン
ブランディング
高度なシステム
500万円以上
デザインの自由度が高い
※上記費用はあくまで目安です。制作会社により価格や見積もりは異なります。
ホームページリニューアルは、依頼範囲や目的によって相場がさまざまです。
例えば、サイトデザインのみをリニューアルする場合は、10万円台からできます。
また、同じ集客サイトでもテンプレートデザインか、一から作るオリジナルデザインかでも、相場は変わってくるでしょう。
大掛かりなシステム変更やブランディング目的で、リニューアルする場合は500万円以上かかることも珍しくありません。
制作会社に依頼するときは、リニューアルの目的や構想を明確に提示することで、見積もりが出しやすくなります。
ホームページリニューアルの注意点
ホームページのリニューアルは、ただ単に新しくすれば良いというものではなく、いくつかの注意点があります。
ここでは、ホームページのリニューアルで注意しておくべき点を3つ解説していきましょう。
サイトタイトル・URLはなるべく変更しない
GoogleやYahooなどの検索エンジンは、サイトタイトルやURLを目印にホームページを認識しています。
安易にサイトタイトルやURLを変更すると、検索エンジンに再び認識してもらうまでに時間がかかってしまうのです。
そのため、検索順位も大きく下がってしまいます。
よほどのことがない限りは、サイトタイトルやURLは変更しないようにしましょう。
古いサーバーは最低でも1ヶ月は残しておく
ホームページをリニューアルする際には、サーバーの乗り換えを行うことも多いでしょう。
レンタルサーバーも選択肢が増え、料金や通信の安定性を重視したものまでさまざまです。
新しいサーバーに乗り換えた後は、古いサーバーは必要ないからとすぐに解約したくなります。
しかし、インターネットの特性上、新しいサーバーに切り替えてもタイムラグが生じる可能性があります。
そのため、新しいサーバーが安定するまで、少なくとも1ヶ月は古いサーバーを残しておくようにしましょう。
まとめ
今回は、ホームページのリニューアルのタイミングや手順を中心にお伝えしてきました。
ホームページのリニューアルは、販路拡大や企業イメージを左右する重要なプロジェクトです。
リニューアルを成功させるためには、今まで運用してきたコンテンツを活かしながら、サイトをさらにバージョンアップさせることが求められます。
そのためには、Webに精通した専門家のサポートが必要です。
まずは、ホームページリニューアルの目的を設定し専門家に相談してみましょう。
「DMD」では、サイトの現状を無料で診断し最適なリニューアルをご提案いたします。
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